1. ホーム
  2. Q&A
  3. はじめての不動産売却Q&A(3)

はじめての不動産売却Q&A(3)

最初から売却も視野にいれて不動産を購入したいのですが、気をつける点は?

現在、賃貸のマンションに住んでいるのですが、 子供ももうすぐ小学校に入る年齢なので、2・3年以内に不動産を購入しようかと 検討しています。

ただ、ちょっと不安なのが、しばらく暮らしてから、もしかしたら 他に引っ越したくなるのでは無いかという点です。 これが不安で、賃貸から購入に進めないというのがあって、今まで買っていないというのはあります。

なので、出来れば最初から売却も視野にいれて不動産の購入を検討したいと思っているのですが、その場合、どのような点を気をつければよいでしょうか?

不動産売却の基礎知識を説明する男性

売却も視野にいれて不動産を購入する場合、3つの点に注意して下さい。

売却も視野にいれて不動産を購入する場合、
 ①値下げ幅が小さい物件を選ぶ。
 ②売却しやすい条件の物件を選ぶ。
 ③購入した物件を奇麗に使用する。
この3つの点に注意して下さい。

■値下げ幅を小さくしたいなら

○中古を買うこと
一つの理由として中古住宅は新築に比べて購入後の価値に変動が少ない事があります。将来の売却時においても、中古購入時と物理的要因の変化が少ない為、 地価の変動と築年数経過の価格補正程度で売却出来る物件が多くありました。
また、周辺環境や管理体制の明確な現状を調査把握して購入出来る点も、 見えない変動リスクを最小限に抑える事が出来ます。

○一方、新築住宅の場合
購入時は「新築」であるが、売却時は「中古」になります。
新築住宅は周辺の環境や立地等+新築である要因が価格に含まれているのです。
売却時は新築ではないので、その分値下がり金額が大きくなるのです。

■売却しやすい条件

中古住宅の方が値下がり幅が小さいとはいっても物件によりその程度が異なります。 下記の条件を備えた物件は値下がり幅が比較的に小さく、売却しやすいです。

1.立地・エリア
・駅から徒歩10分以内(マンション)
・都心部への交通アクセスが便利
 都心部エリア、沿線、急行が停車する駅等
・賃料相場や需要もしっかりしているエリア

このようなエリアはそれだけ多くの人が住みたいと思うエリアであるということです。
売却もしやすいですが、賃貸で貸す場合も貸しやすいので買い替え時有利です。
・道路付けが良い
 →道路の幅員や接道方向等を確認。
・人口の減少地区を避ける
・流通性の高い物件を買う。

2.良い住宅を選ぶ
・管理がしっかりしている(マンション)
 共用部分(エントランスやゴミ置き場、エレベーター等)の日常的な清掃がきちんとできているかをチェックしましょう。
・総戸数が50戸以上
 管理費の値上げリスクが低いからです。
・修繕工事の実施の有無
 長期修繕計画があり、その計画通り修繕工事が行われているかどうかを確認しましょう。
・車庫がある
・日照が並以上
 当然のことではありますが、日当たりが良く、通風良好の住宅を選びましょう。
・昭和56年以降の建物(マンション)
 新耐震基準に適合しているので、比較的地震に耐えられる構造になっています。
・土地の坪単価と建物価格が妥当である事

■家は奇麗に使用する

売却する為には、家を探している人が内覧することになります。水回りや壁等を奇麗に使用していれば、見栄えが良く、リフォームもあまり必要ない為、売却しやすくなると思います。

建物維持の状況によっては価格が大きく変わる事もありますので、しっかりとした メンテナンスを行う事も重要です。

※当サイトは、不動産流通の活性化、及び、知識の不足による不動産売買でのトラブルの回避などを目的として、
当社独自の見解・主観を交え制作されています。