不動産の査定依頼や売却を考えていらっしゃるお客様から、様々なケースのご質問をいただいております。 このページでは、同じようなケースでお悩みの方々のご参考となる様に、質問と合わせて回答をご紹介しております。
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使用していない家を売りたい。その時の費用や売り方は?
住まいとは別に、一戸建てを所有しているのですが、有効に利用できていない為、 処分したいと考えております。 この家は、以前は両親が住んでいましたが、今は空家となっております。
建物の築年数は、30年位だと思います。 知りたいのは、売った場合にかかる費用なのですが、どのくらいの費用を予定しておけば良いでしょうか?
それから、30年も経った家だと、そのまま売るよりも壊して土地として売った方が 良いのでしょうか?
費用と売却方法は、以下の様になります。
お持ちの不動産を売却される場合、かかる費用は下記となります。
・仲介手数料
→契約が成立した時(買手が見つかり売買契約を締結した場合)、仲介の不動産業者に支払う報酬です。
計算方法は
【売買金額が400万円超の場合】
売買金額の3%+6万円×1.05(消費税)となります。
※「買取」で売却する場合は仲介手数料は不要です。
・印紙代
売買金額により異なります。
500万円超~1000万円以下 10,000円
1000万円超~5000万円以下 20,000円
5000万円超~1億円以下 60,000円
・・・
特例措置(平成23年3月31日迄に作成される「不動産の譲渡に関する契約書」
1,000万円超~5,000万円以下 15,000円
5,000万円超~1億円以下 45,000円
・・・
・その他
必要書類の取得代(住民票・印鑑証明等)
測量が必要な場合その費用等
抵当権が設定されている場合は、その抹消費用(1件につき1~3万円程度)
以上が売却にかかる費用になります。
また、売却する時古屋ありの土地よりは更地の方が見た目や手間の問題で早期に売却できる可能性は高まります。
売却方法としては2つ考えられます。
①古屋ありのまま販売する。
この場合、「売地(古屋有り)」となるのが一般的です。
「現況(古屋が経っている)のまま引渡し」を条件にその分、金額を下げて売りに出す。
②家の解体工事後、更地として売りに出す。
この場合は「解体工事」の費用は貴方が負担することになります。
相場の金額で売却できますし、古屋がある売地よりやや売却しやすくなります。
尚、境界が確定していない場合は測量・境界確定が必要となりますので、事前に確認する事が必要です。ブロック等で不明な場合は依頼される不動産会社に相談するのが宜しいかと思います。